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言葉を紡ぐこと。

ども。

最近ブログよく更新していますねーって言われます。

最近更新しているというよりは、

最近更新してなかったという方が正しいかもしれません。

 

言葉を紡ぐのが好きになったのはいつだろうかと

ふとさっき思っていました。

 

記憶が正しければ僕が初めて作曲をしたのは幼稚園の年長の頃。

確かタイトルは『海』でした。

 

当時覚えたばかりのハーモニカを吹いて

僕なりの海のイメージをメロディにしたのが最初だと思います。

 

その頃は特に深く考えることはなかったのですが

確か小学生の頃でしょうか、

僕はとにかく音楽が大好きな子供だったので、

当時家にあった8トラックのカラオケで

大人に混じって、当時流行っていた歌謡曲なんかをよく歌っていました。

 

その当時好きだった曲が

島津ゆたかさんの『ホテル』。

おっさん風にいうならば『オハコ(十八番)』でした。

 

詳しい歌詞はネットで検索してもらうといいと思うのですが、

なかにし礼さんの作詞で、今となれば本当によく意味も分からず

よく歌っていたなーと思うほどのセンセーショナルな歌詞。

知らない人のために分かりやすく言えば、

不倫をしている女性の唄。

相手は結婚していて、その不倫相手である独身女性の唄ですね。

 

当時唄うたびに周りの大人から褒めてもらってて

それがすごく嬉しかった。

あまちゃんの春ちゃんみたいなものです。

いや、そんなにアイドル的ではありませんでしたが。

 

で、そのたびに言われるのが

「意味分かってないだろーな」という言葉と

おとなから子供に向けられる笑い。

 

それがどうも悔しくて

もっと早くおとなになりたいと思いましたし、

もっと早くおとなの世界観を理解したいと思いました。

 

そんなこんなでいつの間にか言葉の世界に魅了されていった感じでしょうか。

 

中学生にあがるころに手に下のがワープロ。

本当はパソコンが欲しかったのですが、

当時まだ高価だったことなどもあり、

ワープロを買ってもらいました。(それでも確か当時まだ20万くらいしたはず)

そこからは、夢中になって手にした富士通のオアシスを

一生懸命毎日毎日カチカチしていました。

 

ワープロを手にしたらすることは

文字を打つことしかありません。

 

なので、僕は小説を書いたり、

一生懸命、罫線で迷路を作ったりしていました。

そんな僕が一番ハマっていのたが作詞でした。

 

まだピアノを始めたばかりで

採譜をするという能力がなかった僕は

あたまに浮かんだメロディに詞をつけて

それをそのままワープロに落としこむという作業を延々としていました。

 

確か当時は思春期だったこともあり、

ほぼ90%以上が恋愛ソングだったと思います。

 

そこから少しずつ歳を重ねるたびに

歌詞の内容はラブソングとライフソングに変わっていきました。

 

気づけば今でも作詞はよくしますし、

深夜はたまにポエムをTwitterにつぶやいていたりします。

 

今となっては恥ずかしいけど、

中学生の頃なんて、

自分で書いた詞をプリントアウトしてファイリングしてたりしました。

あの頃はいつか作詞家になる!なんて思ってたりもしてたので

業界の人に会ったら、渡すんだ!ってことで

曲のニュアンスごとにファイリングして

自分なりのアルバムを作ったりしてたなー。

 

確か、同級生の女の子にふと話したのがきっかけで

そのファイルを見せることになって、

一部の女子の間で回し見をされた記憶も・・・。

今となっては赤面しかない記憶ですが、

そんなきっかけで、私のことを想像して詞を書いてとか言われたり、

付き合いだしたカップルのために二人のラブソングを書かされたり

なんか、今思い出すと色々やってたな。

 

けど、一貫して変わらないのは

そうやって誰かに僕が紡いだ言葉を渡した後の笑顔でしょうか。

一部嘲笑も入ってたとは思うのですが、

とはいえ、僕が言葉を紡ぐことで

こうして人が笑顔になったり、

時には感動してくれたりすることは

本当になんというか宝です。

 

中退してしまいましたが、

大学に行くきっかけになったのも

結局は言葉でした。

英語で歌詞を書いて、もっと世界の人に届けたい!って思ってた僕は

当時ハマっていたJamiroquaiの世界観や

中学の頃から好きだったJohn Lennonの世界観を

もっともっとちゃんと知りたい。

そしてもっともっと僕も言葉を紡ぎたいと思って

英語を学ぶことにして英語の大学に行きました。

まあ、結局はドロップアウトしてしまうのですが、

特に大好きだった授業が、一般教養科目の『言語学』の授業。

担当の講師が面白かったというのもあるのですが、

日本語の言葉の面白さ、そして言葉なにげに世界中でつながっているという話、

なんて言葉って面白いのだろう!って更に思いました。

その頃には英語の世界観にさらに魅了されると同時に

日本語という言葉がどれほど美しい言葉なんだと思いしりました。

 

今でもこうしてブログを書いたり

作詞をしたり、物語を書いたり

そんな風にしているのは言葉を紡ぐことが好きだから。

言葉を紡いで出来た織物が

誰かを包む瞬間がとっても好きだから。

 

こうしてずっとずっと言葉を紡いで生きていきたい。

 

なんか、ふと自分が何をしたいのか

そんなことを考えていたらこんなブログ書いていました。

 

というわけでオチはありませんが、

これからも自分なりのペースで、

自分なりの言葉で

言葉を紡いでいきたいと思います。

 

では!!