夏の空は本当に好き。
どこまでも澄み渡る碧と疑いを持たないほどの白い雲。
夕刻になると秒単位で藍色から濃紺に変わるベースカラーに
太陽が染めていくオレンジの彩り。
夏空を見上げていると
流れていく雲が、止まっていた時間を動かしてくれる。
迷ったり、躓いたりしたらいっつも空を見てる。
曇空だって、決して一色じゃないし、
ちゃんと見てたら表情をどんどん変えていく。
変わらない景色だって思っていることも
ちゃんとまっすぐ見ていると
毎日、毎時間、毎分、毎秒どんどん変わっていく。
ソラノイロがこんなにも鮮やかなのは
昔も今もきっとこれからも変わんないんだよなーって。
なんとなく刻々と終わりに向かう夏に
ほんの少し寂しさを感じちゃった。