投稿日:

松岡英明さんのcompite02-03に行ってきました

最近メインのブログの方がなかなか更新出来なくなってきたのですが、こちらのブログにそもそも書くことがかなり溜まっていることに気づいてしまったのでじわりじわり更新しています。

もうすでに1ヶ月近く前になっちゃうのですが(早いな)
先日恵比寿のLIVE GATE東京で行われた松岡英明さんのライブに行ってきました。
松岡英明 復活 ライブ

松岡英明さんといえば僕ら世代だと完全にテレビの中の人というか、音楽雑誌の中の人というか、本当にそんな存在でまさか今こうして直接お話させてもらうことがあるなんてって感じなのですが、
一時期音楽活動を停止されていた松岡さんが復活直前にネット放送局の番組に出た時に共演させてもらったのがきっかけで交流させてもらっていたのですが、中々ライブにお伺いできずに、ようやく今回のライブで生の松岡英明ライブを観てきたわけです。

ライブの中身の細かいレポはここでしなくてもいいと思うので、その辺は割愛しますが、とにかくやっぱり松岡さんという1人のアーティストの世界観がびし!っとステージから出てきてて、立っているだけで存在感があって、空気感があってってやっぱりステージがかっこいい人ってこうだよなーって改めて終わった後に思ったりしました。

特にMC回りなんていうのは、本当に若手の人なんかは勉強して欲しいなというか、特別笑いをとるとかじゃなくて、お客さんとの綺麗な間合いみたいなものや、MC中のほどよい行間を感じさせるトークなんていうのは本当に無意識にステージに引き込んでいく培った技術だなーと思いました。

歌っている最中ももう完全にそこは松岡英明ワールドで、派手な装飾もド派手な演出も特別なく、そこにはアーティスト松岡英明が全身でいるという本当に生のライブの良さがあったと思います。

元々演者側にもいたし、ライブハウスに勤めていたこともあって、やっぱりライブのステージングというのが特に気になるのですが、若手の方は演奏力の高さがある人でも、ステージングという意味では非常に弱い方が多い。
演奏力の高さも正直厳しい人が多いなというのはあるのですが、ボーカルにしろ楽器のプレイヤーにしろ、そもそも今は以前よりもライブする機会が減ったというのもあるでしょうし、補正する技術のおかげだったり、ネット配信という編集がきいたり、それなりにフィルタリングされてしまう音声での配信などの経験と、実際に観客を前にした失敗出来ない空気感でのライブが大きく違うと思うんです。
最近はたまに若手の方のライブを観に行くと、割りとお客さんすごく暖かいライブが多いイメージです。
まだバンドブームの余韻があった僕らの頃だと、ものすごくアウェイなステージも含めて、結構お客さんがひんやりさせてくれるステージがいっぱいあった。
なので、そのステージでどれだけ目にもの見せてやるかみたいなのがすごくあって、とにかく幕が開いたら、カウントがなったら、完全にこっちの世界に連れていってやるぜ!みたいな気負いと、それからくる挫折や成功の繰り返しでステージを成長させていっていた。
演奏力の高さは当然プロの方ならあって当たり前だとは思うのですが、演奏力よりも何よりも、まずステージング能力の高さというか、ボーカルは絶対的なライブ歌唱の能力、プレイヤーはパフォーマンスの魅せ方、MCの小刻みの良さ、そして最初から最後まで飽きさせないセットリストの構成や場の空気の作り方のようなものが圧倒的に大事で、これが出来ていない人が音楽が売れない、ライブに来てもらえないというのはそもそもお門違いというのを思っていたりしているわけです。

なんだか、このブログにしてはちょっといつもと色合いが違いますね。
そんなことを終わった後にふと一緒に行った女の子とキャッキャッ戯れながら思ったりしたわけで、結局は目の前のカワイイ女の子とキャッキャッするのが楽しかったという話なんですけどね。

そうそう、松岡さんといえば復活後最初の音源としてTVアニメ『ウィッチクラフトワークス』のサントラの中にも収録されているTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDさんの曲でのフィーチャリングナンバー『Saturday Night Witches feat. Hideaki Matsuoka』が既に発売になっています。
この日のライブでもTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDさんがゲストに来てアンコールで実際に松岡さんとステージをしてくれてました。

TVアニメ ウィッチクラフトワークス オリジナルサウンドトラック
TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND fhana 宇津木環那(夏川椎菜),飾鈴(麻倉もも),桂虎徹(日岡なつみ),目野輪冥(飯田友子)) KMM団(倉石たんぽぽ(井澤詩織) 松岡英明
ランティス (2014-05-21)
売り上げランキング: 3,786

さらに松岡さんの過去の作品もソニーミュージックショップ内のオーダーメイドファクトリーでBlu-spec CD2で再リリースされていたりと昔聴いてたけどちゃんとCD持っていなかったという人には嬉しいリリースも。

あと、松岡さんと、これまたお世話になっている浅田祐介さんが最近ちょっと音楽をベースとして色々面白いことをやろうというSessionSというプロジェクトを始めたのでこちらも良ければチェックを。

SessionS

SessionS



なんだか最後のほうは自分のことのように告知をいっぱいしてしましましたが、ちなみに松岡さんのライブは次は8/3に渋谷で今回と同様に昼夜2回公演されるとのことですので、気になるかたは是非チェックしてください。

そうそう本当に余談ですが、僕は昼公演に行ったのですが、終わった後に楽屋にご挨拶に行かせてもらったのですが、松岡さんはお疲れなのにずっと立ったままお話してくれて、色々な方が来ていましたが嫌な顔ひとつもせずに笑顔で対応してくれていたので本当に素敵な人だなーと。
さらに会場を出るときには既に夜公演のお客さんが並んでいまして、実際1時間くらいしか昼と夜の間がないので、そんな長丁場をこなすなんて本当にすごいなと思いながら結局カワイイ女の子とキャッキャッしていました。

やっぱりかっこいい人はいくつになってもかっこいいです。
キャッキャッ。