ジャズにハマったのは高校生の頃。
当時、北九州にいましたが、福岡にあったブルーノートに行って、当然チケット代も高いし未成年だしで、表にあった月間スケジュールをもらって帰るだけで、当時は大人になったらブルーノートに出演するんだって心の中でいつもさけんでいました。
I.W.ハーパーが大好きになったのも、最初にもらったブルーノートのそれに今月のお酒ってことで紹介されてたのを見て、かっこいいと影響受けたのがきっかけ。
そんなブルーノートが数年前からアメリカで開催しているBlue Note JAZZ FESTIVALが、昨日9月27日に日本に初上陸しました。
横浜の赤レンガ倉庫のとこで開催されてまして、今回たまたまお誘いいただき仕事の都合で途中からとなりましたが行ってまいりました。
到着した直後にロバート・グラスパーがやってまして、会場は超満員。スタンディングの場所も後ろの方までギチギチで、すごい数の人が彼らの演奏に酔いしれていました。
場所のよさもあって、最高の雰囲気。あーこういうフェスいいなーっと思っていましたら、今回僕にとっての一番の目当てであったインコグニートのライブが始まりました。
インコグニートに出会ったのはいつだろうか?彼らに出会ったことで僕はアシッドジャズというジャンルに出会いまして、その当時発売になった「100゚ And Rising」っていうアルバムをもうこれでもかってくらいリピート再生していました。今でもたまに聴くぐらい大好きなんですよね。
当時の僕の楽曲制作でもかなり影響を与えてるアーティストの1人です。
あの頃からずっと生で聴きたかったインコグニートが、まさに目の前にいるっていうだけで大興奮だったんですが、Everydayなどのまさに僕の心の名盤のそのアルバムの曲を何曲もやってくれて、まさか聴けるなんて思わなかったので、もう踊りまくりふぉーふぉー!叫んでました。
それだけでも大興奮だったんですが、ステージが終わった後に今度はJ-WAVEの公開収録があって、なんと目の前にインコグニートのブルーイが。
ずっとアルバムのジャケットとかでしか見たことなかった本物がおる!!!って大興奮。ステージでも時折日本語を混ぜながら楽しいトークが聞けたのですが、この写真かなり目の前なんですよ。マイク通さなくても全然聴ける生声に感動しました。
いや、なんというか、さすがに一生会えないかもしれないと思ってて、しかも僕の音楽人生に絶大な影響を与えた人がいたせいで、完全に音楽少年に戻っていましたね。
しかも、トークが終わった後はブルーイはステージから降りてきて全員と握手をしてくれまして、僕もがっちり握手していただきました。まさに神だと思っていた人とまさかの握手が出来るなんてと。
しかも、その後はCDを買った人にサインをしてくれるサイン会があったんですが、ブルーイはずーっと全員とゆっくりとお話をしながらサインをしてくれる最高にハッピーな展開に。
ライブステージでも「肌の色も越えて、国境も越えて、僕らは1つなんだ」っていって「one love」を繰り返し、ステージを後にしたんです。最高にかっこいいなって。
トークショーでも、これまでインコグニートには1500人を超えるアーティストたちが参加してきて、インコグニートはバンドじゃなくて、1つの共同体なんだって言ってて、まさにこの人に僕は影響受けたんだなって改めて痛感しました。
やっぱブルーイ最高にクールでした。
Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPANの総締めくくりのステージは、ジェフ・ベック。
もうね、やりたい放題で最高のステージでしたね。この日は最高の満月と秋風とともに横浜に最高級のジャズとジェフ・ベックのやりたい放題が響き渡りました。
この日はステージの側に飲食店の他にも企業ブースも出展してまして、イヤホンなどで知られるKlipschも出展しておりました。
11月に発売される新商品の「GROOVE」がこの日、初お披露目ということで実際に音を聴いてきたんですが、この小さな筐体でめっちゃ音圧がやばい。
IPX4準拠ということで、お風呂スピーカーにも最適だそうな。
いわゆるBluetoothスピーカーなんですが、AUXもいけますし、フル充電で8時間いけるとのことで、これも発売になったらもう一度手にしてみたいなーと思っている次第です。
チケットの値段もかなりイイね!だったのもあるでしょうし、ジャズというジャンルのファン層もあるんでしょうけど、フェスの参加者がとっても大人な人ばかりで、お酒を飲んでる人がいっぱいいましたが、変な騒ぎ方をしている人はいないし、すっごく大人な雰囲気で、あと会場のスタッフの人たちがすごくよく頑張って整理してて、終始楽しめる最高のフェスでした。
また来年もやるとかって話らしいので、来年もぜひ来たいですね。
お誘いいただきありがとうございました!